Vol.2「働きがい」と「利益」は両立できるのか?
- 睦美 柴
- 4月2日
- 読了時間: 1分

▶︎この記事でわかること:
働きがいと経営成果の関係
実例に学ぶエンゲージメントの効果
小さな企業こそ活かせる取り組みのヒント
こんにちは、人的資本健康経営コンサルタントの柴です。
「社員の満足度を上げるとコストがかかる」「甘やかすと成果が出ない」—— そんな声を経営者の方から伺うこともあります。
でも実際はどうでしょうか? 近年の調査では、働きがいが高い企業ほど、生産性・定着率・顧客満足度が高く、結果として業績にも好影響を及ぼすことがわかっています。
たとえば、社員との1on1面談を毎月実施するようにしたある企業では、離職率が前年比で20%改善。チームの信頼関係が強まり、若手社員の定着率も上昇したそうです。
さらに、エンゲージメント(仕事への愛着や意欲)が高い職場では、社員の自発的なアイデアや改善提案が活性化され、組織の活力が大きく変わっていきます。
中小企業では特に、社員一人ひとりの影響が大きいため、“人が辞めない・育つ”環境づくりが直接経営に跳ね返ってくるのです。
✅まとめ
働きがいと利益は、トレードオフではありません。むしろ相乗効果をもたらす関係です。
まずは「社員がどんな時にいきいき働けるのか?」を知ることから始めてみませんか?
(執筆:WellBridge 柴)
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