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Vol.48 休憩と集中、両方を生む「職場のリズム」づくり


職場環境とメンタルケア

こんにちは、人的資本健康経営コンサルタントの柴です。


「集中力が続かない」「午後になると生産性が下がる」——そんな声をよく耳にしませんか?

実は、“働くリズム”の設計が職場の健康と効率のカギを握っています。


今回は、「働く⇔休む」の切り替えをうまく機能させる、職場のリズムづくりについてお伝えします。



1. 生産性が高い職場に共通する「リズムの意識」


高いパフォーマンスを発揮している職場では、次のような“時間の流れ”が意識されています:


  • 90分ごとの休憩ルール

  • 午前中に創造的な業務を集中してこなす設計

  • 昼食後は軽めの業務から再開

  • 定時前に「1日のまとめ時間」を設ける



これにより、脳と身体のリズムが整い、疲労やストレスの蓄積を抑えることができます。





2. 休憩=サボりじゃない。戦略的な「回復タイム」


日本の職場では「休む=サボり」という誤解がまだ残っていますが、現代の健康経営では“戦略的な回復”として休憩の設計が推奨されています。


  • 規則的な短時間休憩(マイクロブレイク)

  • 軽いストレッチや目の体操

  • チームでの「雑談タイム」をあえて設ける



こうした工夫によって、脳のワーキングメモリを回復させ、集中力を持続させることが可能になります。





3. リズムづくりは「文化づくり」


単発の取り組みではなく、**会社全体として「休憩を取ることを肯定する文化」**を育てることが、持続可能な成果に繋がります。


  • 上司自ら休憩を取る

  • 業務スケジュールに「回復時間」を織り込む

  • 「頑張る」だけでなく「整える」ことも評価の指標にする



このような文化を根づかせることで、離職の防止、メンタル不調の予防にも寄与します。




✅まとめ

「集中⇔回復」のリズムがある職場は、成果も人間関係も、持続しやすい。

WellBridgeでは、職場のリズム設計や健康的な時間管理のご相談も承っています。お気軽にご連絡ください!


執筆 Well Bridge柴

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