Vol.48 休憩と集中、両方を生む「職場のリズム」づくり
- 睦美 柴
- 3 日前
- 読了時間: 2分

こんにちは、人的資本健康経営コンサルタントの柴です。
「集中力が続かない」「午後になると生産性が下がる」——そんな声をよく耳にしませんか?
実は、“働くリズム”の設計が職場の健康と効率のカギを握っています。
今回は、「働く⇔休む」の切り替えをうまく機能させる、職場のリズムづくりについてお伝えします。
1. 生産性が高い職場に共通する「リズムの意識」
高いパフォーマンスを発揮している職場では、次のような“時間の流れ”が意識されています:
90分ごとの休憩ルール
午前中に創造的な業務を集中してこなす設計
昼食後は軽めの業務から再開
定時前に「1日のまとめ時間」を設ける
これにより、脳と身体のリズムが整い、疲労やストレスの蓄積を抑えることができます。
2. 休憩=サボりじゃない。戦略的な「回復タイム」
日本の職場では「休む=サボり」という誤解がまだ残っていますが、現代の健康経営では“戦略的な回復”として休憩の設計が推奨されています。
規則的な短時間休憩(マイクロブレイク)
軽いストレッチや目の体操
チームでの「雑談タイム」をあえて設ける
こうした工夫によって、脳のワーキングメモリを回復させ、集中力を持続させることが可能になります。
3. リズムづくりは「文化づくり」
単発の取り組みではなく、**会社全体として「休憩を取ることを肯定する文化」**を育てることが、持続可能な成果に繋がります。
上司自ら休憩を取る
業務スケジュールに「回復時間」を織り込む
「頑張る」だけでなく「整える」ことも評価の指標にする
このような文化を根づかせることで、離職の防止、メンタル不調の予防にも寄与します。
✅まとめ
「集中⇔回復」のリズムがある職場は、成果も人間関係も、持続しやすい。
WellBridgeでは、職場のリズム設計や健康的な時間管理のご相談も承っています。お気軽にご連絡ください!
執筆 Well Bridge柴
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