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Vol.50 心の健康は眠りから始まる?メンタルヘルスと睡眠の深い関係

  • 執筆者の写真: 睦美 柴
    睦美 柴
  • 2025年5月20日
  • 読了時間: 3分

メンタルヘルスと睡眠

こんにちは。人的資本健康経営コンサルタントの柴です。


「最近なんだか気分が落ち込みやすい」「やる気が出ない」「いつも疲れている気がする」

そんな不調の背景に、“睡眠の質”が関係しているかもしれません。近年、メンタルヘルスと睡眠の関連性があらためて注目されています。特に、ストレス社会といわれる現代の職場環境では、働く人の「眠り」が心と体の回復にとって重要なカギを握っているのです。


1. 睡眠不足は“心の健康”をむしばむ

一見すると関係のなさそうな「睡眠」と「心の元気」。しかし、最新の研究では、慢性的な睡眠不足がうつ病・不安障害・集中力の欠如・記憶力低下などを引き起こす要因になり得ることが明らかになっています。


睡眠が不足すると、脳がうまく感情を整理できなくなり、ネガティブな思考や気分の波をコントロールしづらくなります。実際、メンタル不調を抱える多くの人が「眠れない」「寝ても疲れが取れない」と訴えるのも、この仕組みと関係しています。

つまり、「よく眠れる職場」は、メンタル不調の予防にも大きな力を持っているのです。


2. 職場でできる「眠りを整える」アプローチ

企業の健康経営として、睡眠支援を行う企業も増えてきました。ただし、「早く寝ましょう」と呼びかけるだけでは、習慣はなかなか変わりません。

効果的なアプローチには、働く環境そのものを“睡眠フレンドリー”に変えることが大切です。

たとえば…

  • 就寝時間に配慮したメールの運用ルール(夜間のメール送信は翌朝に予約送信)

  • 終業時間に「今日は○分早く退勤してみよう」の声かけ

  • 簡単な睡眠チェックリストを配布して、自己認識のきっかけを作る

  • 脳を刺激しない夜の過ごし方を社内共有する(ブルーライト対策やスマホ時間の見直し)

こうした取り組みは、個々の睡眠習慣の見直しを促すだけでなく、企業として“健康に配慮している”という安心感や信頼感を醸成します。


3. 睡眠の質を高めることは“パフォーマンス投資”になる

社員の睡眠が整えば、集中力や記憶力、判断力といった仕事に直結するスキルが向上します。また、感情の安定や人間関係のトラブル予防にも効果的です。

つまり、睡眠改善は「休息」ではなく、「成果を出すための投資」でもあるのです。

人的資本経営の視点からも、今後の企業は「働き方」だけでなく、「休み方」や「整え方」にも積極的に取り組んでいく必要があります。


✅ まとめ

心と体の健康は“よく眠ること”から始まります。企業が「眠り」を支援することは、社員のパフォーマンスを引き出し、メンタル不調の予防にもつながる大きな一手です。

WellBridgeでは、理学療法士や睡眠支援の専門職と連携し、働く人の“睡眠と心の健康”を支えるプログラムを提供しています。


「なんとなく眠れていない社員が多い」「メンタルの波が気になる」そんなときは、まず“眠り”から見直してみませんか?


執筆 WellBridge 柴

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