【徹底解説シリーズ✨第5弾】令和7年度エイジフレンドリー補助金 活用のメリットと“これから”の健康経営
- 睦美 柴
- 5月10日
- 読了時間: 4分
更新日:5 日前

こんにちは、人的資本健康経営コンサルタントの柴です。この「エイジフレンドリー補助金」シリーズもいよいよ最終回となりました。
これまでの記事では、制度の概要、各コースの内容、申請の流れまで詳しくご紹介してきました。最終回では、「この補助金を活用すると、企業や職場にどんな良いことがあるのか?」という点を掘り下げます。
最初から読みたい方はこちらから⬇️
1. 補助金を活用することで得られる4つのメリット
① 高齢者の雇用継続を支援し、ベテラン人材が活躍できる職場に
安全性や快適性を改善することで、高年齢労働者が働き続けやすい環境を整備し、経験豊富な人材の離職を防ぎます続けたいけど身体がつらい…」そんな声を、制度を活用した職場改善で解消できます。
② 労働災害リスクの低減と労災コストの抑制
転倒や腰痛などの労働災害を未然に防ぐことは、保険料負担や休業によるコスト削減に直結します
③ 離職率低下と採用力アップに貢献
安全で健康に働ける環境は、従業員の満足度を高め、定着率向上につながります。「働きやすい会社」という評判は、新たな人材の採用にも有利に働きます。
④ 企業イメージの向上と人的資本経営の第一歩に
補助金を活用した安全衛生や健康への取り組みは、企業の社会的責任(CSR)活動としても、また人的資本情報の開示においてもアピールポイントとなります。これにより、「健康や安全に配慮する会社」として、取引先や求職者、社会からの評価が高まります。
2. 健康経営の視点から見る「エイジフレンドリー補助金」
この補助金は単なる“バリア対策”ではありません。企業が本気で「健康と安全に投資する」ことを後押しする仕組みです。

WellBridgeでは、理学療法士や健康支援の専門家と連携し、単発の機会導入だけで終わらせない、“職場の成長につながる改善”をサポートしています。
単なる補助金の獲得ではなく、
現場の声に基づいた課題解決を
専門職と一緒に取り組む
これこそが、これからの時代に求められる「エイジフレンドリー×健康経営」の形です。
3. 活用後に意識しておきたいこと
補助金を受けた後こそ、次のステップへつなげていきましょう。
成果の振り返り(事故件数・従業員の声など)
改善の継続(評価とフィードバックの仕組み)
人的資本情報の活用(健康指標の開示など)
重要なのはPDCAサイクル。「やって終わり」ではなく、「活用して変わる」補助金にすることが、企業の未来を強くします。
4. 制度をうまく使って、健康な組織へ
エイジフレンドリー補助金は、労働災害の防止、高齢者の雇用継続、健康経営の第一歩として、非常に心強い制度です。
予算拡充や新コースの設置など、国としても中小企業を積極的に支援する姿勢が見られます。
補助金をきっかけに、「安全・健康・働きやすさ」を整えることは、これからの企業経営において欠かせない要素です。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。全5回にわたり「エイジフレンドリー補助金」についてお届けしてきましたが、少しでも皆さまの職場づくりや補助金活用のヒントとなれば幸いです。
これからの時代、「誰も取り残さない」働き方がますます重要になります。制度をうまく使いながら、働く人にも企業にもやさしい環境を一緒につくっていきましょう。
ご相談やお問い合わせも随時承っています。「自社でも活用できるか知りたい」「理学療法士と組んだ事例を聞いてみたい」など、お気軽にWellBridgeまでご連絡ください。
今後も、皆さまの挑戦と成長に伴走できる情報を発信してまいります。
また次の記事でお会いしましょう。
✅ 理学療法士の活用もサポートします!
WellBridgeでは、エイジフレンドリー補助金に対応した理学療法士の派遣・企画・運営支援を行っています。従業員の身体機能評価、運動指導、職場改善のコンサルティングまで、幅広く対応可能です。
「補助金を活用して、理学療法士の専門性を取り入れたい」そんな方は、ぜひお気軽にご相談ください。
Comments