Vol.37「1on1で何を話せばいいか分からない」へのヒント
- 睦美 柴

- 5月7日
- 読了時間: 2分

▶︎この記事でわかること:
1on1が形骸化する理由と背景
話題に困らない“型”の活用法
信頼関係を築く対話のヒント
こんにちは、人的資本健康経営コンサルタントの柴です。
1on1ミーティングは、メンタルケアや人材育成の有効な手段として注目されていますが、「何を話したらいいか分からない」という悩みもよく聞きます。
今回は、1on1を“意味ある対話”にするための視点をお伝えします。
なぜ1on1がうまくいかないのか?
上司が一方的に話す場になっている
社員が本音を出しづらい雰囲気になっている
目的が曖昧で「業務の確認」で終わってしまう
これでは、1on1は“面談”ではなく“業務報告”で終わってしまいます。
話題に困らないための“4つの型”
進捗型:「最近取り組んでいることはどう?」
振り返り型:「この1週間で気づいたことは?」
気持ち型:「最近、調子はどう?」
未来型:「今後チャレンジしてみたいことは?」
これらを交互に取り入れることで、自然と話題が広がり、本音も引き出しやすくなります。
“話すより、聴く”が信頼を生む
沈黙を恐れず、相手のペースを尊重すること。リアクションは「それ、いいね」「なるほど」などの受容的な言葉を意識しましょう。
相手が「話してよかった」と思える場にすることが、関係性を深める最大のポイントです。
✅まとめ
1on1は“話す時間”ではなく、“信頼を築く時間”。テーマや形式に縛られず、「今この人に関心がある」という姿勢が伝わるだけで、対話の価値はぐっと高まります。
(執筆:WellBridge 柴)






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